OGG を MP3 に変換する方法:WhatsApp・Telegram のボイスメッセージ

WhatsApp や Telegram のボイスメッセージ(.ogg・.opus)を、カーオーディオや Windows のアプリでも再生できる MP3 に。無料、ブラウザ上で変換、アップロードなし。

更新日

結論から: .ogg か .opus のファイルを Nibbo の OGG→MP3 変換にドロップし、MP3 が選ばれたまま MP3 に変換 をクリックして、できたファイルをダウンロードするだけです。WhatsApp や Telegram のボイスメッセージは中身が Opus 音声の OGG ファイルで、カーオーディオや古いプレーヤー、Windows のアプリの多くでは開けません。MP3 にすればほぼどこでも再生できます。ボイスメッセージなら 64 kbps(音声向け) と モノラル で十分です。

Nibbo で OGG を MP3 に変換する手順

  1. OGG→MP3 変換を開きます(汎用の音声ファイル変換も同じエンジンで動いています)。
  2. OGG ファイルをドロップ と書かれた枠にファイルをドロップするか、枠をクリックして選びます。複数のファイルをまとめて追加でき、.opus ファイルもそのまま使えます。
  3. 保存形式 で MP3 が選択されていることを確認します。前回の選択を覚えているので、以前 WAV で使った場合は MP3 に戻してください。
  4. 音質 を選びます。初期値は 192 kbps で、音楽向けの設定です。ボイスメッセージなら 64 kbps(音声向け) を選び、チャンネル を モノラル にします。
  5. MP3 に変換 をクリックします(複数ファイルの場合、ボタンは「5 個のファイルを MP3 に変換」のように表示されます)。ファイルは 1 つずつ順番に変換されます。
  6. 変換が終わったファイルにはそれぞれ小さなプレーヤーが付くので、先に聞いて確認できます。ダウンロード をクリックするか、複数あるときは すべてダウンロード(ZIP) を使います。MP3 のファイル名は元のファイルと同じです。

変換はブラウザの中で行われます。ファイルは端末上でデコード・再エンコードされ、サーバーにアップロードされることはありません。プライベートな内容が多いボイスメッセージでは、ここが大事なポイントです。MP3 のエンコードには定番の MP3 エンコーダーである LAME を使い、最初に一度だけダウンロードします(約 130 KB)。ブラウザ単体で読めないファイルの場合は、WebAssembly 版の FFmpeg を読み込んでデコードします。

WhatsApp からボイスメッセージを取り出す

どの変換ツールを使うにしても、まずボイスメッセージが端末上のファイルになっている必要があります。メッセージにダウンロードの矢印が出ているなら、先にそれをタップ(または一度再生)してください。

Android の場合。 WhatsApp はボイスメッセージを PTT-20261019-WA0003.opus のような名前の .opus ファイルで保存しています。スマホの Files アプリを開き、内部ストレージ → Android → media → com.whatsapp → WhatsApp → Media → WhatsApp Voice Notes へ進みます。メッセージは週ごとに番号付きのフォルダに分かれていて、新しいものほど後ろにあります。同じスマホの Chrome で Nibbo を開き、ドロップ枠をタップすれば、ファイル選択画面からこのフォルダまでたどれます。または、メッセージを長押しして 共有 をタップし、Google ドライブに送るか自分宛てにメールで送る方法もあります。

iPhone の場合。 ボイスメッセージを長押しして 転送 をタップし、右下の 共有 アイコンから “ファイル”に保存 を選びます。Safari で Nibbo を開き、ドロップ枠をタップして ブラウズ からファイルを選択します。変換した MP3 は ファイル → ダウンロード に保存されます。

WhatsApp Web・デスクトップ版の場合。 ボイスメッセージにマウスを合わせ、小さな矢印からメニューを開いて ダウンロード を選びます。ダウンロードフォルダに .ogg ファイルが保存されるので、そのまま変換ツールにドロップできます。

海外の友人や取引先とは WhatsApp や Telegram、普段は LINE という人も多いと思いますが、この記事の手順は WhatsApp と Telegram の音声ファイルを前提にしています。

Telegram から取り出す

Telegram のボイスメッセージも、OGG ファイルに入った Opus 音声です。いちばん簡単なのはパソコンから保存する方法です。Telegram Desktop ではボイスメッセージを右クリックして Save As…(名前を付けて保存)を、Telegram Web では右クリックして Download(ダウンロード)を選びます。.ogg ファイルが手に入ります。スマホの場合は、メッセージをパソコンの Telegram に転送し(Saved Messages のチャットはすべての端末で同期されます)、パソコン側で保存してください。

音質はどれを選ぶ?

変換しても、元のファイル以上の音質にはなりません。WhatsApp や Telegram のボイスメッセージはモノラル・低ビットレートで録音されているので、320 kbps の MP3 にしても 64 kbps と音はまったく同じで、ファイルサイズが 5 倍になるだけです。

MP3 のサイズは「ビットレート × 長さ」で決まります。

つまり 3 分のボイスメッセージを 64 kbps で変換すると約 1.5MB です。モノラルの録音に モノラル を選んでも何も失われません。同じ音を 2 回保存しなくて済むだけです。

OGG Vorbis の音楽(ゲームのサウンドトラック、Audacity で書き出したファイル、Linux での録音など)は、192 kbps か VBR V2 (~190 kbps) がおすすめです。ほとんどの人には原音と区別がつきません。

変換で失われるもの

よくあるトラブルと対処法

よくある質問

WhatsApp の音声がパソコンで再生できないのはなぜ?

ファイルが OGG コンテナに入った Opus 音声で、.opus または .ogg として保存されているからです。最近のブラウザなら再生できますが、メディアプレーヤーやカーオーディオ、動画編集ソフト、アップロードフォームの多くは MP3 しか受け付けません。変換すれば解決します。

OGG は MP3 より音質がいい?

同じビットレートなら、Vorbis、特に Opus のほうが MP3 より音がいいことが多く、だからこそメッセージアプリで使われています。ただし OGG を MP3 に変換しても音質は上がりません。再生できる機器が増えるだけです。

複数のボイスメッセージをまとめて変換できる?

できます。すべて枠にドロップして 変換 をクリックし、すべてダウンロード(ZIP) を押してください。

スマホでも使える?

はい、Android の Chrome と iPhone の Safari で使えます。長い録音ほどメモリを使うため、何時間もの音声だとパソコンでは問題なくてもスマホでは厳しいことがあります。

ボイスメッセージを文字にしたいときは?

同じファイルを音声の文字起こしにドロップしてください。こちらもブラウザ上で動きます。先に一部だけ切り出したいときは音声カットを使います。