曲からボーカルを抜き出す・カラオケ音源(オフボーカル)を作る方法

どんな曲もブラウザで動く AI でボーカルと伴奏に分離。手順、かかる時間、きれいに分けるコツをまとめました。曲はアップロードされません。

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結論: ボーカル除去 を開いて曲をドロップし、ボーカルを分離 を押すだけです。ボーカル(アカペラ) と インスト(カラオケ) の 2 つのファイルができます。AI モデルはお使いのパソコンやスマホで動くので、曲はアップロードされません。初回だけモデル(約 172 MB)をダウンロードし、以降はオフラインで使えます。

手順

  1. できればパソコンの Chrome か Edge で ボーカル除去 を開いてください。WebGPU でグラフィックボードを使うため、ずっと速くなります。
  2. 曲をページにドロップします。MP3、WAV、FLAC、M4A、ミュージックビデオに対応。動画の音声はそのまま使われ、事前の変換はいりません。
  3. ボーカルを分離 を押します。初回はモデルのダウンロードが表示され、その後「分離中…」と残り時間が出ます。
  4. ボーカル(アカペラ)、インスト(カラオケ)、または両方をダウンロード。リミックスには 4 つのステムすべて(ボーカル、ドラム、ベース、その他)を ZIP で。

標準の保存形式は MP3 で、ダウンロード前に別の形式も選べます。

かかる時間

グラフィックボードがあれば、モデル読み込み後の一般的な曲で 1〜2 分ほど。最初の数秒で目安時間が表示されます。WebGPU がない環境(Firefox、多くのスマホ、古いノートパソコン)では、その旨が表示されたうえで CPU で処理し、曲 1 分あたりおよそ 8 分かかります。遅いだけで動くので、タブは開いたままにしてください。

長いファイルでメモリが足りなくなったら、音声をカット で必要な部分だけ切り出してから分離しましょう。

AI がしていること

このツールは Meta AI Research の Hybrid Transformer Demucs(htdemucs)を使っています。音楽分離で最も優秀なオープンモデルの一つで、MIT ライセンスで公開されています。何千もの曲から声・ドラム・ベースの音を学習しており、ミックスを 4 つのステムに分けます。「ボーカル」は声のステム、「インスト」は残り 3 つを足し合わせたものです。

昔ながらのカラオケ化は、ステレオの中央にある音を打ち消すだけでした。その方法だとベースやバスドラムまで消え、リバーブは残ります。学習済みモデルなら楽器はそのまま残ります。

きれいに分けるコツ

こんな用途に

カラオケや歌の練習、ベースやドラムの耳コピ、リミックスや DJ 用のアカペラ、サンプリング、歌詞の書き起こし、文化祭や発表会用の伴奏。なお曲の権利は権利者のものです。他人の曲から作ったステムは、ライセンスがない限り個人的な利用にとどめてください。

よくある質問

曲はアップロードされますか?

いいえ。AI モデルのほうがあなたの端末に来ます。ファイルがブラウザのタブから出ることはありません。

スマホでも使えますか?

使えます(最新のブラウザで)。多くのスマホは CPU 処理になるので 1 曲に数分かかり、172 MB のモデルは Wi-Fi でダウンロードするのがおすすめです。

無料ですか?長さの制限は?

無料です。実際の上限は端末のメモリで、普通の曲なら問題ありません。とても長い DJ ミックスは分割してください。

動画から BGM を消して声だけ残せますか?

できます。動画ファイルをそのままドロップして ボーカル(アカペラ) をダウンロードしてください。歌だけでなく、BGM の上の話し声にも使えます。