MP4 を MP3 に変換して動画から音声だけを取り出す方法
MP4 動画から音声を抜き出して MP3 に。おすすめの音質、ファイルサイズの目安、ジャケット画像、iPhone・Android での手順、よくあるエラーの対処法。
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結論から言うと: MP4 を MP3 にするには、Nibbo の MP4 から MP3 への変換ページを開いて動画をドロップし、音質は 192 kbps のまま MP3 をダウンロードするだけです。変換はすべてブラウザの中で行われるので、無料で回数制限もなく、動画がサーバーにアップロードされることもありません。残るのは音声だけで、映像は破棄されます。
Nibbo で MP4 を MP3 に変換する手順
- MP4 から MP3 へを開きます。
- 動画を MP4 ファイルをドロップ の枠にドラッグするか、枠をクリックしてファイルを選びます。複数まとめて追加でき、MOV(iPhone で撮った動画の形式)、MKV、WebM、3GP の動画も使えます。
- 保存形式 で MP3 が選ばれているか確認します。前回使った形式が記憶されるので、たとえば前回 WAV にしていたら MP3 に戻してください。
- 音質 を選びます。320、256、192(初期値)、128、64 kbps、または VBR V0 / V2 から選べます。チャンネル は 元のまま でかまいません。講義や講演なら モノラル でも十分です。
- MP3 に変換 をクリックします(複数ファイルのときは 3 個のファイルを MP3 に変換 のように表示されます)。初回だけ LAME MP3 エンコーダー(130KB)がダウンロードされます。
- ファイルごとに長さ、元のサイズ、MP3 のサイズが表示され、プレーヤーで聞いて確認できます。ダウンロード をクリックするか、複数変換したときは すべてダウンロード(ZIP) を使います。
ファイルは 1 つずつ順番に変換されるので、ゼミや会議の録画をフォルダごと追加して、終わるまで放っておけます。
音質(ビットレート)の選び方
MP3 は非可逆圧縮です。エンコーダーは人の耳にほとんど聞こえない音を削り、ビットレートは 1 秒あたりにどれだけのデータが残るかを表します。
| 音質 | 向いている用途 | 1 分あたりのサイズ |
|---|---|---|
| 320 kbps | サイトや DJ に「320」を指定されたとき | 約 2.4MB |
| 192 kbps(初期値) | 音楽、ライブ映像など、しっかり聴くもの全般 | 約 1.4MB |
| 128 kbps | スマホのスピーカーで聴く音楽、BGM | 約 1MB |
| 64 kbps(音声) | 講義、会議、講演、ポッドキャスト | 約 0.5MB |
| VBR V0 / V2 | 音楽。必要な部分にだけビットを使う | 可変、約 245 / 190 kbps |
計算は簡単で、kbps ÷ 8 × 秒数です。1 時間の講義を 64 kbps にすると約 29MB で、通学中にスマホで聴いても容量を圧迫しません。同じ 1 時間を 192 kbps にすると約 86MB になります。
数字が大きいほど高音質とは限りません。 MP4 の音声はもともと圧縮されていて、ほとんどの場合 AAC です。それを MP3 にするのは 2 回目の非可逆圧縮で、MP3 が元の AAC より良い音になることはありません。LINE で送られてきた動画を 320 kbps で変換しても、192 kbps より容量が増えるだけで音は良くなりません。
残るもの・失われるもの
- 残るもの: 音声トラック全体を元のサンプリングレートのまま。44.1kHz なら 44.1kHz、スマホで録った 48kHz なら 48kHz のままで、勝手にリサンプリングされることはありません。
- サラウンド音声(5.1ch)はステレオにまとめられます。MP3 は最大 2 チャンネルまでだからです。
- 変換されるのは最初の音声トラックだけです。 複数の言語が入った動画では、既定のトラックになります。
- 映像はなくなり、映像と一緒に保存されていた情報もすべて失われます。
ジャケット画像付きで MP3 にしたい場合
Nibbo が作るのはタグのないシンプルな MP3 で、曲名、アーティスト名、ジャケット画像は入りません。MP4 からは何もコピーされず、サムネイルも引き継がれません。そもそもスマホの動画や画面録画にはジャケット画像がありません。
音楽アプリでジャケットを表示したいなら、変換後に追加します。
- Mac: ミュージック App で MP3 をライブラリに追加し、曲 → 情報 → アートワーク → アートワークを追加 を選びます。
- FFmpeg があればどのパソコンでも:
ffmpeg -i song.mp3 -i cover.jpg -map 0 -map 1 -c copy -id3v2_version 3 -metadata:s:v comment="Cover (front)" song-with-cover.mp3 - ID3 タグ編集アプリ なら Windows、Android、iPhone でも同じことができます。
画像は 1000 × 1000 ピクセル前後の正方形の JPEG で十分です。動画のワンシーンを使いたいなら、スクリーンショットを撮って 画像を切り抜き で 1:1 の比率にトリミングしてください。
iPhone・Android・Windows・Mac での使い方
iPhone・iPad(Safari): 枠をタップし、撮影した動画なら 写真ライブラリ、ファイル App にある動画なら ファイルを選択 を選びます。MP3 は ファイル → ダウンロード に保存されます。長い動画はメモリを多く使うので、先にほかのアプリを閉じておきましょう。
Android(Chrome): 枠をタップして、ギャラリーかファイルマネージャーから動画を選びます。MP3 は ダウンロード に保存されます。
Windows・Mac: エクスプローラーや Finder から動画を 1 つでも複数でも、そのまま枠にドラッグします。1〜2 時間を超える録画なら、パソコンで変換するのがおすすめです。
よくあるエラーと対処法
- ファイルに 失敗 と表示され、「No audio track found in this file」と出る。 その動画には本当に音声がありません。マイクをオフにしたまま撮った画面録画や、無音のクリップによくあります。
- 「The audio engine ran out of memory」と出る。 音声トラック全体をいったんメモリに展開してからエンコードするため、ステレオ 1 時間でおよそ 1.4GB が必要です。パソコンで試す、ほかのタブを閉じる、先に録画を分割する、のいずれかを試してください。
- 「汎用デコーダーを読み込み中…」と表示される。 512MB を超える動画や、ブラウザが単独で開けない形式では正常な動作です。FFmpeg は一度だけ読み込まれ、ファイルを先にメモリへコピーせずに読み取ります。
- M4A や Opus が選べない(グレーになっている)。 これらはブラウザ内蔵のエンコーダーを使うため、対応していないブラウザもあります。MP3 はどのブラウザでも使えます。
- ストアで購入した映画が変換できない。 コピーガード(DRM)付きの動画は、ブラウザではデコードできません。
本当に無料で無制限?
はい。1 日あたりの回数制限も、順番待ちも、アカウント登録も、透かしもありません。処理はお使いの端末で行われるので、節約すべきサーバー時間がそもそもないのです。扱えるファイルは 3GB までですが、MP4 から MP3 への変換で実際に効いてくるのは、音声の長さと端末のメモリ量です。ページとエンコーダーを一度読み込めば、オフラインでも使えます。
よくある質問
動画はアップロードされますか?
いいえ。動画のデコードも MP3 のエンコードも、お使いのブラウザのタブの中で行われます。機内モードでのテストで確かめられます。
動画の一部だけを MP3 にできますか?
音声をカット・トリミング を使います。MP4 をドロップして波形の上のハンドルをドラッグし、必要ならフェードを付けて、選んだ範囲を MP3 で保存します。
M4A や WAV などほかの形式は?
音声変換 なら同じ動画を MP3、M4A、Opus、OGG、FLAC、WAV で保存できます。iPhone のボイスメモは M4A なので、M4A から MP3 へ がそのまま使えます。